奈良県の紅葉スポットとして有名な正暦寺では、秋の風物詩を目一杯堪能できる絶景が待っています。
山内にある無数の楓が11月頃になると色付き始め、黄色と赤色の紅葉と常緑樹の緑色が混ざりあい、山内を鮮やかに染めます。
その様が錦の色に見えることから、正暦寺は「錦の里」と呼ばれています。
奈良県でも一二を争う紅葉スポットとして正暦寺はおすすめです。
今回は正暦寺の紅葉をご紹介します。
正暦寺の絶景紅葉スポット
境内はさほど広くありませんが、山の中のお寺ですので、山全体で紅葉を楽しめる場所です。
中でも福寿院の借景庭園からの眺めは抜群ですので、訪れた際はお見逃しのないようにしてください。
福寿院 借景庭園
正暦寺がある山に入って一番最初に見える建物が国の重要文化財にも指定されている福寿院です。
建物の中から庭を望む景色が非常に美しく、奥ゆかしさを感じます。
その庭の名前は借景庭園と言います。
また、福寿院には県指定重要文化財の孔雀明王像や京狩野3代目狩野永納筆の襖絵、護摩堂の不動明王像も拝観できます。
<出典: 福寿院 | 菩提山真言宗 大本山 正暦寺>
鐘楼
元々あった伽藍はすべて消失していますが、1925年に再建された鐘楼と背後に見える紅葉の絶妙なバランスはとても美しいです。
鐘楼の近くにある本堂も紅葉で色付く木々に映えていますので、ぜひ見てくださいね。
<出典: 正暦寺・鐘楼>
正暦寺の詳細
住所 | 〒630-8413 奈良市菩提山町157 |
電話 | 0742-62-9569 |
拝観時間 | 福寿院 9:00~17:00 ※冬季(12~2月)は9:00~16:00 ※受付は拝観終了の30分前まで ※本堂は不定期公開 |
拝観料 | 福寿院 大人 500円、小学生200円 |
休日 | 12月30日、12月31日 |
トイレ | あり |
駐車場 | 普通車90台(無料、※紅葉の時期のみ500円) |
アクセス | JR・近鉄奈良駅からタクシー約25分
紅葉シーズンには、JR奈良駅と近鉄奈良駅から臨時バスが運行
『お車でお越しの方』 (奈良市内より) (天理市内より) |