燈花会のおすすめスポットとルート紹介!デートにも最適!

夏の奈良を代表する一大イベントが

「なら燈花会」です。

東大寺や興福寺、春日大社を中心に

古都奈良の中心部が、

ろうそくの火で明るく幻想的に照らされ、

訪れた者を悠久の時間へと誘ってくれます。

なんてちょっと気取って

小難しく書きましたが、

簡単にいうと、

めっちゃほっこりする、

そしてのんびりできるイベントです。

ゆっくりした時間が流れてて、

なんか温まる感じです。

燈花会は、 奈良の中心部の広範囲で

ライトアップしているので、

歩いて全部まわるとなると、

これが意外と一苦労なんです。

でも、そこんとこビシッとルートを

まとめましたので、

参考になれば幸いです。

とても幻想的な風景を

大切な人とゆっくり過ごしてみるのは

いかがでしょうか。

まずは燈花会を楽しむ為のポイントと注意点を紹介します。

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燈花会を楽しむ為のポイントと注意点

ろうそくの火について

ボランティアの方々が

ひとつひとつ丁寧に火をつけてくださいます。

間違っても軽い気持ちで

吹き消したり、

うちわであおいで消したりするなどの

イタズラ行為は

絶対にしないようにしてください。

駐車場について

奈良公園周辺の駐車場が

満車になることが多いため、

公共交通機関の利用が推奨されています。

交通規制などもあるので、

電車とバスを利用するのが無難です。

それでも車で来たいという人は

比較的料金が安い

JR奈良駅周辺の駐車場に停めて

バスなどで会場に来ることを

おすすめします。

ちなみにここの駐車場が安いですよ。

違法駐車・路上駐車は

絶対にしないようにお願いします。

カメラ撮影について

開場での、三脚を用いての

写真撮影は禁止です。

また人の流れなどを著しく妨げるような

撮影などもモラルの範囲で

おこなわないようにお願いします。

皆様が快適に燈花会を楽しめるように

配慮いただければと思います。

ゴミについて

必ずゴミは持ち帰るようにしてください。

鹿が荒らさないように

奈良公園にはゴミ箱がありません。

必ず持ち帰るようにお願いします。

鹿とのふれあいについて

鹿に無闇に食べ物を与えないでください。

鹿せんべい以外のエサは

与えないようにお願いします。

また、必要以上に鹿を触ると

興奮してしまう場合がありますので

こちらも注意してください。

移動について

ひとつのイベント会場から

次の会場へ行くまでは

基本的に徒歩移動になります。

距離もめちゃくちゃ近いところから、

少し離れているところもあります。

終わってみれば

「けっこう歩いたね」

となるイベントです。

歩きやすい靴で来場してください。

途中、砂利道などもありますので、

雰囲気が出るからと、

草履やサンダルなどで来ると

けっこう痛い目をみます。

夏のイベントです。

夜とはいえ、しっかり水分補給することも

気をつけてください。

雨天中止について

なら燈花会は屋外イベントです。

ろうそくの火は、

雨が降れば消えてしまいます。

暴風でも消えてしまう恐れがあります。

イベントの実行状況は

必ず「公式サイト」を

ご確認ください。

次におすすめスポット5ヶ所を紹介します。

燈花会おすすめスポット5ヶ所

おすすめスポットの前に

燈花会がおこなわれる主な会場を紹介します。

以下の10ヵ所になります。

興福寺 (こうふくじ)

猿沢池 (さるさわいけ)

浮見堂 (うきみどう)

浅茅ヶ原 (あさじがはら)

奈良国立博物館

春日野園地 (かすがのえんち)

甍 ~I・RA・KA~

浮雲園地 (うきぐもえんち)

東大寺 (期間限定開催)

春日大社 (期間限定開催)

以下に地図(2016年度版)を掲載しますので、

参考にしてください。

燈花会map

この中で、必ず見て欲しい

おすすめの5ヵ所はコレです!

浮見堂

浅茅ヶ原

甍 ~I・RA・KA~

春日野園地

東大寺

池のほとりに美しく灯火される「浮見堂」は

絶対に見逃せないスポットです。

ちょっと場所的に離れているので、

うまくルートに組み入れる必要があるのが

少し難点です。

後述するルートパターンを

ぜひ参考にしてください。

浅茅ヶ原」は、広大な場所に広がる

無数のろうそくの灯りを堪能できる

素晴らしい場所です。

竹のオブジェがいくつもあって、

見ていて楽しいですよ。

こちらも是非、

見逃さないようにしてほしいです。

甍 ~I・RA・KA~」は

屋台などの出店が多く出店しているので、

活気があって良いですよ。

歩き疲れた休憩スポットとして

上手に活用したい場所となります。

春日野園地」には、本当にたくさんの

灯火があります。

色もキレイですので、

ここも絶対に見逃すと損します。

東大寺」については

開催される期間が限定となります。

毎年の開催日程を必ずご確認ください。

東大寺という

古い建物とろうそくの灯りのコラボは

とっても幻想的です。

できれば開催される日に

行ってみてくださいね。

では、次に実際にどのようにして

燈花会の会場を巡れば良いか、

ルートを2つ紹介します。

無駄のないルート2パターン

10エリア満喫ルート

はっきり言いますが、

全部をまわるのはあまりオススメしません。

何より疲れます。

夏なので、体力もいります。

そして、

「やった!全部制覇したぞ!」

という達成感は

ありません。

それでも時間内に全部まわるんだという方のために、スムーズなルートを紹介します。

先程の地図をじっくりと確認しながら、

ルートを見てくださいね。

まずはスタート地点を興福寺にしてください。

理由は、あまり大きい声では

言えませんが、

一番ショボいから!です。

写真はこんな感じです。

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ショボいといっても

五重塔のライトアップは見事です!

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見る価値はありますよ。

次に猿沢池へ向かいましょう。

ここは、階段(五十二段)がメインとなります。

階段をおりきって、

下から興福寺の五重塔が見えるのですが、

これもなかなか風情があって良いです。

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あいにく写真はうまく撮れませんでしたが、

実際にその目で確かめてみてください。

損はありませんので。

それでは次に浅茅ヶ原へ向かいましょう。

ここから移動が長くなります。

まずは一ノ鳥居を目指します。

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鳥居をくぐるとにぎわい縁日が

左手に見えてきます。

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出店は眺めるだけじゃなく

ガンガン買い食いしていきましょう!

じゃないと、この先の

甍 (いらか) まで何も買う場所は

ありませんので。

水分がない人も、

ここで必ず補給しましょう。

にぎわい縁日が終わるところで、

右手に浅茅ヶ原が見えてきます。

広い場所で、竹のオブジェなどがあり、

キラキラと所々で輝く灯りを

堪能してください。

写真はこんな感じです。

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浅茅ヶ原を進み、

次に浮見堂を目指しましょう。

浮見堂では、池の水面に反射した灯火の光が

キラキラとしていて、とても神秘的です。

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写真ひどすぎますが、

これぐらいの方が

リアルに見た時に感動できると思います。

浮見堂を堪能したら、

すぐさま踵を返して、

いよいよ春日大社参道へ向かいます。

ここから疲労も溜まり始めます。

ターニングポイントとなる

ルートだと言っていいでしょう。

春日大社までの道は暗く

長いです。

地図だけを見ていると

そんな印象は受けませんが、

これが歩くと全然違うのです。

これまでの疲労もあるので、

長く感じます。

もしあなたが大切な人と一緒なら、

前向きな言葉を言ってあげてください。

間違ってもネガティブな発言はダメですよ。

春日大社の灯りを見終わったら、

そのまま来た道を戻ります。

そう、ここが一番つらい時間です。

耐えてください。

ダメです!

ネガティブな発言はダメです。

次は、浮雲園地を目指します。

浮雲園地はサラッと流す感じで

見てください。

見ないで通過はダメですが、

全ルート制覇するには、

ここであまり時間を使うのは

得策ではありません。

さぁ、いよいよ次は

休憩スポットへ向かいます。

場所の名前は

甍 ~I・RA・KA~

とにかくひたすら休憩しましょう。

とりあえず、ここまでお疲れ様でした!

あとのルートは楽ですので。

もう制覇したも同然。

ちなみにここまでで、

7つのスポットを巡ってきました。

では、美味しいものに舌鼓したあとは、

春日野園地へ向かいますよ!

ひろーいです。

とにかくひろーいです。

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なので、端のほうから

全体を見渡すだけにして下さい。

間違っても突き進んではいけません。

あなたはここまで十分がんばりました。

端から全体をぼんやりと、

ゆっくりと眺めて下さい。

では次に「世界遺産」

東大寺へ向かいましょう。

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すごく荘厳な雰囲気があります。

「ここまで頑張ってよく歩いたね」

と労いの言葉をかけてくれるかのように

高確率で鹿が歩いています。

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ゆっくりと東大寺を堪能したあとは、

最後の場所となる

奈良国立博物館に向かいます。

奈良国立博物館は、

そこまですごくないです。

でも、これまで頑張った達成感に

包まれる!

かも?

どうですかね。

こればかりは人それぞれですもんね。

とにかく

お疲れ様でした。

帰りは奈良国立博物館前から

バスが出ていますので、

乗りたくなります。

なので、乗っちゃいましょう。

無理はよくないです。

では、最後に

ルートの順番のおさらいをしましょう。

興福寺

猿沢池

浅茅ヶ原

浮見堂

春日大社

浮雲園地

甍 ~I・RA・KA~

春日野園地

東大寺

奈良国立博物館

そんなに歩けないよー!って方は

次に紹介する「おすすめルート」で、

快適に楽しく燈花会を満喫してください。

5エリアおすすめルート

10エリア完全制覇ルートは

予想以上に疲れますので、

僕としては、

おいしいとこどり!

で、いいんじゃないかと思います。

せっかくの素敵なイベントですから、

ただただ

「疲れた思い出」

にしてしまうのは、悲しいですし。

というわけで、

僕のおすすめ5エリアを

楽しくまわるルートを紹介します。

まずはおすすめスポットのおさらいを

浮見堂

浅茅ヶ原

春日野園地

甍 ~I・RA・KA~

東大寺

この5ヶ所です。

さっきの10エリアのルートと比べ、

エリアもぎゅっと

コンパクトになっていますので、

回りやすいです。

まずはスタートから楽をしましょう。

バスで「春日大社表参道」まで来てください。

バス代ケチるとか、

歩かない男はダサいとか、

お金のかかる女だと思われたくないとか、

そういう考えは

キレイさっぱり捨てて、

バスで「春日大社表参道」まで来てください。

バスを降りると、

浅茅ヶ原エリアの前になります。

速やかにエリアに突入して、

一気に燈花会のムードを楽しみましょう。

きらびやかな、メインエリアのひとつなので、テンションは一気にあがります。

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ゆっくりと浅茅ヶ原を楽しんだら、

次に美しい水面との共存を堪能できる

浮見堂へ。

まったりとできます。

それはそれは、まったりと。

浮見堂からは、浮雲園地をさらりと通過して・・・

って、このエリア、

通過ばかりおすすめしてますね。

ろうそくではないですが、

こんな感じで

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ライトに反射された

木々の葉が美しかったりするので、

見所はたくさんありますよ。

次に目指すのは

です。

甍では、おいしいものたくさん

食べて飲んでしてください。

ひとしきり食を堪能したあとは

春日野園地で広大な光を

ゆっくりと観賞しましょう。

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さぁ、次の東大寺で最後です。

場所も近いので、優雅なひとときを

体感できるでしょう。

お帰りもバスで。

これがストレスフリーな

リラックスできる燈花会のまわり方だと

僕は確信しています。

おすすめ5エリアルートのおさらいです。

浅茅ヶ原

浮見堂

春日野園地

東大寺

まとめ

今回ご紹介したルート以外にも、

それぞれ見てみたい場所や

ルートがあると思います。

僕が一番キレイだなと感じた場所の写真はこれです。

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場所は秘密にしておきます。

実際に探してみてください。

ちなみに今回ご紹介したルートの中には

無い場所です。

ご自分だけのルート、

楽しみ方を探してみるのも

燈花会を心行くまで楽しむ

秘訣なのではないか、と思います。

素敵な思い出を

たくさん作ってください。

1日で回れなかった人は

開催期間中なら次の日も。

遠方よりお越しの方で、

「あそこも見てみたかった」

と心残りがあるなら、

また来年。

なら燈花会はいつでも

あなたを優しく包みこみ、

温かく迎えてくれるでしょう。

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